野菜についての豆知識
今回はトマトについて勉強しましょう。
料理方法は市塲の八百屋さんで聞いてください。


tomato(英)
tomate(仏f)

イタリアでは"黄金のりんご"とも。
コロンブスの時代には鑑賞用。
食用になったのは18世紀から。
酸味が消化を助ける。

愛と黄金のりんご
16世紀にトマトがヨーロッパに伝わって以来、現在までに世界各地でさまざまな品種がつくられました。栄養的にも実り豊かな野菜として広く料理に用いられ、世界でもっとも愛されている野菜です。
フランスでの愛称も"愛のりんご"。イタリアでは"黄金のりんご"ともよばれています。当時のトマトは黄色だったのでしょうか。

【トマトは雨がきらい】
トマトのふるさと南米のアンデス山脈は、きわめて雨の少ない地域で、これを反映してかトマトは雨が多いことをきらいます。寒い時期は温室やハウスの中でつくられていますが、最近では夏のトマトもビニールなどで雨よけをしてつくられることが多くなっています。

【トマトはなぜ赤い】
トマトが赤いのはリコピンという色素があるから。昼と夜の寒暖の差が大きいほど、赤色の鮮やかさがまします。

【栽培原種に近いミニトマト】
トマトの野生種は、ほとんどが緑色で小さいものでした。メキシコで改良された栽培原種のチェリートマトは、現在のミニトマトの仲間に近いものでした。

【季節をこえたトマト】
かつて、トマトは夏が旬でしたが、今では年中出回るようになりました。
従来からの露地栽培のほかに、現在では夏以外の時期にはガラスやビニールなどで温室やハウスを作り、寒い時には暖房するなど、トマトに適した環境を作り、これに合わせて品種や栽培方法も改良してきたためです。今ではトマトの生産の3分の2がビニールハウスなどで行われています。

【トマト料理で腕が上がる】
ヨーロッパには「トマトの時期にはへたな料理はない」ということわざがあります。
食物の味をおいしくする要素の一つが、グルタミン酸というアミノ酸です。トマトにはほかの野菜にみられないほど多く含まれ、真っ赤に熟したものにはもっとも多く含まれています。
完熟トマトを二、三個加えてシチューを煮ると、味にこくが出ておいしくできます。


桃太郎
桃色系トマトの完熟品。現在いちばん多く出回っている。熟してもしっかりした果実で、果肉がくずれにくい品種として開発された。


ミニキャロル
甘くておいしい、ミニトマト。病気に強く家庭菜園でも手軽につくれる。


ローマ
永遠の都ローマにちなんで命名。アメリカ生まれで、地ばいづくりできる加工用の赤色品種。

黄寿
珍しい黄色の大玉トマト。


ファーストトマト
頭の先がとがっているのが特徴。桃色系の大玉。肉くずれが少なくおいしい、冬トマトの代表品種のひとつだった。


赤色丸玉
最近開発されたジュース用の加工用赤色品種。1株に実る果実がいっせいにじゅくし、へたが果実と離れやすく、収穫が容易。


イエローキャロル
おしゃれな食べものとして登場したミニトマト。食卓にいろどりを添える。


パルチェ
オレンジ系ミニトマト。まろやかな、特有の風味があり、ベータカロチンは赤いトマトの10倍以上。



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