さわら
さわら[鰆]
別名:サゴシ、サゴチなど
分類:サバ科
体長:1m
分布:北海道中部から東シナ海にかけて広く分布している。
 日本の南寄りで多く漁獲され、特に瀬戸内海の春のサワラ漁は有名。そのため、関西以西では春の代表的な魚となっている。中でも、西京漬けは全国的な知名度がある。
 魚へんに春という字が表わすように春とは切っても切れない魚ではあるが、関東では「寒ザワラ」と呼ばれる冬のサワラを刺し身にして食べることも多い。
 ブリなどと同じように、成長に伴い呼び名が変わる出世魚で、サゴシ、ヤナギ、サワラとなる。
 西京漬けのほかにも刺し身、塩焼き、煮物、ムニエル、フライと調理のバリエーションは豊富である。また、卵巣は塩漬けにしてカラスミの代用として用いられる。

 煮てよし、焼いてよしの上品な春の代表魚

 くせのない上品な味の白身魚だが、身が柔らかいので丁寧に扱わなければならない。身をおろす際にも大名おろしにするほうが身割れの心配はないかもしれない。
 鮮度を見る際には、皮の光沢、腹部の弾力、目の澄み具合を基準にする。
 また、サワラは大型のものほど尾に近い部分が美味しいということを覚えておいたほうがよい。
●刺し身
 関西では鮮度のよいサワラが入手しやすいので、刺し身にすることが多い。

●西京漬け
 代表的なサワラ料理、西京漬けを家庭で作ってみる。
 さくにとったサワラに軽く塩を振り、2〜3時間おく。
 西京味噌(ない場合は白味噌でもよい)は酒と味醂(味噌100gに対して5g)でのばし、その半量をパッドに敷く。塩でしめたサワラの水気を取り、敷きつめた味噌のうえに並べ、残り半量の味噌で覆う。バットにふたをして冷蔵庫に入れる。漬け込む時間は魚の厚さにより違ってくるが、2〜4日間。身を2cmほどの薄さにそいで使えば翌日にも食べられる。
 焼く際には布巾で味噌をよくふき取り、焦がさないように注意する。
●釣り人から
 マイボートを使い、沿岸海域をメインとしたライトトロウリングでねらうには格好のターゲットだ。トップシーズンは晩夏から秋。
 12〜20ポンドテストのトロウリングタックルでよく、泳層によってヒコーキや潜水板を使い分け、フェザージグや弓ヅノを流す。
 また、沖釣りではタチウオのカッタクリ釣りやエサ釣りなどの外道で掛かる程度。




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